東証、2カ月半ぶり安値 円高、米株安で続落 

 11日の東京株式市場は、円高進行や前日の米株安などを嫌気した売り注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は3日続落した。終値は前日比49円45銭安の8546円78銭で、7月26日以来、約2カ月半ぶりの安値水準となった。

 全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は2・89ポイント安の713・95。出来高は約17億1900万株だった。

 前日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が大幅続落した流れを引き継ぎ、朝方から売りが先行。米格付け会社によるスペイン国債の2段階格下げを受けた円高も影響し、輸出関連株の一部などが売られた。


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