山中教授「予想外の受賞」 京都、シンポであいさつ 

iPS細胞研究所主催のシンポジウムであいさつする山中伸弥京都大教授=10日午後、京都市左京区

 ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった京都大の山中伸弥教授(50)が10日、所長を務めるiPS細胞研究所主催のシンポジウムであいさつし「皆さんのご尽力、ご協力の成果でもたらされた予想外の受賞で、心より感謝する」と述べた。

 シンポは、京大(京都市左京区)で開催。冒頭のあいさつで山中教授は「今回の受賞は研究所を中心に、この5年間でiPS細胞(人工多能性幹細胞)研究が大きく進展したことが大きな要因だ」と語った。

 シンポではiPS細胞をめぐり6人の研究者が成果を紹介。研究者や学生ら約200人が参加した。


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