高校の屋上貸し出し、岐阜県 太陽光発電普及で 

 岐阜県は10日、県立の高校や特別支援学校の屋上を、太陽光パネルの設置場所として貸し出すと発表した。再生可能エネルギーを県内で普及させるのが狙いで、県内に事業所を持つ企業から公募する。パネル設置のため都道府県施設の屋根を貸し出すのは神奈川県、福岡県に次ぎ3例目。公募は11月12日までで、発電開始は来夏の見込み。

 対象は県内6市1町の8校11施設の屋上や屋根で、各校のパネル設置可能面積は450~1300平方メートル。合計5350平方メートルが埋まると、180~190世帯の年間消費量に相当する電力を賄えるという。


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