元西武、横浜の土肥が引退 通算31勝、今後は指導者に 

元西武の土肥義弘=3月撮影(共同)

 西武、横浜で通算13年プレーし、米球界に挑戦した土肥義弘投手(36)が9日、引退を表明した。今後は指導者を目指す。

 土肥は1998年にドラフト4位で西武に入団。2004年に横浜に移籍し、09年に西武へ復帰した。通算31勝45敗1セーブ、防御率4・30の成績を残し、10年秋に米球界挑戦を表明した。

 ことし1月にオリオールズとマイナー契約を結んだが、3月末に解雇された。その後は米独立リーグのマウイで投手コーチ兼任として、吉田えり投手らとプレーした。「日米の野球を通じて学んだことを指導者として伝えていきたい」と話した。


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