「山中氏との受賞は喜び」 英ガードン氏 

 【ロンドン共同】山中伸弥京都大教授とともにノーベル医学生理学賞の受賞が決まった英ケンブリッジ大のガードン名誉教授は8日、英BBC放送に「山中氏は(私の研究成果について)現実的な治療への期待をもたらしてくれた。彼と一緒に賞を受け取れることは大きな喜びだ」と話した。

 AP通信によると、受賞決定の発表後に記者会見したガードン氏は「(自身が核移植の技術を使ってクローンカエルを実現した1962年)当時は治療に活用できるかどうか全く分からなかった。光が当たるようになったのはほぼ50年たってからだった」と話した。


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