2012年10月7日 18:46 | 無料公開
豊ノ島(右)と申し合いをする日馬富士=群馬県藤岡市
大相撲の秋巡業は7日、群馬県藤岡市で行われ、新横綱の日馬富士が精力的に体を動かした。体調不良の大関陣が6日の長野市に続き、朝稽古で相撲を取らなかったが「みんなが治るまで、お客さんを喜ばせるのも僕の役目」と最高位の自覚をにじませた。
幕内豊ノ島と11番続けて取った後も30キロの砂袋を担いでのスクワット、ゴムチューブを使ったトレーニングで汗を流した。稽古で品格を疑われるような荒々しい姿も見せていない。「みんなの見本になる」という誓い通り、土俵内外で黙々と務めを果たしている。