個人情報、生徒が回し読み 教諭が教室に置き忘れ 

 神奈川県小田原市の市立中学校で、生徒約100人の性格などを記した個人情報の資料を教諭が教室に置き忘れ、生徒らがコピーして回し読みしていたことが6日、分かった。市教育委員会が明らかにした。学校側は文書を回収し、近く保護者に説明、謝罪する。

 市教委によると、文書は現在の2年生が昨年春に入学する際、当時の学年主任がクラス編成の参考にするため小学校の教諭の話を聞いて作成した。家庭環境や性格、いじめの有無や状況などが記載され、「周囲から受け入れられないことがある」などのコメントも添えられていた。


  • LINEで送る