2012年10月5日 20:17 | 無料公開
中国電力(広島市)は5日午後、山口県上関町で新設を目指す上関原発について、7日午前0時に期限切れとなる予定地の公有水面埋め立て免許の3年延長を山口県に申請した。 一方、山口県の山本繁太郎知事は「今の時点では許可できない」と述べ、延長を認めないとする県の立場をあらためて示した。 中国電力上関原子力発電所準備事務所の吉富哲雄所長は、枝野幸男経済産業相が「上関原発は新増設しない原則の適用対象」と発言したことに関しては「大臣の現状認識。個別(の原発)についてはこれから具体的に検討されると聞いている」と述べ、政府の政策や結論を見極めたいとした。