中国監視船が航行続ける 沖縄・尖閣の接続水域 

 沖縄県・尖閣諸島の久場島周辺の接続水域に5日朝、中国の海洋監視船4隻が入り、同日午後も同諸島の魚釣島、南小島周辺の接続水域の航行を続けた。第11管区海上保安本部(那覇)によると、中国の監視船が同水域を航行するのは5日連続。

 11管によると、海保の巡視船は領海に侵入しないよう警告。海洋監視船「海監50」は「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国固有の領土で、中国の管轄海域で公務を遂行中だ」と応答したという。

 また4日から接続水域を航行していた漁業監視船4隻のうち3隻は、5日午前11時35分から午後0時10分にかけて同水域を出たが、1隻は航行を続けた。


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