胆管がんは肝細胞が変化 九大解明、治療法開発に道 

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 肝臓がんの中でも治療が難しく、死亡率が増加している「肝内胆管がん」は、肝細胞が直接、がん化して発症することを九州大生体防御医学研究所の鈴木淳史准教授(幹細胞生物学)らが突き止め、米科学誌電子版に2日、掲載された。胆管ががん化するとの定説を覆す発見で、新たな治療法の開発に役立つという。

 肝内胆管がんは治療法が限られ、腫瘍を完全に切除できた場合も5年後の生存率は40%程度。肝臓の内部で胆汁を運ぶ胆管が、直接がんになるというのが定説だった。