9月の新車販売1年ぶり減少 エコカー補助金切れ 

 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が1日発表した9月の国内新車販売台数(登録車と軽自動車の合計)は、前年同月比3・4%減の44万6686台で、11年9月以来1年ぶりに前年実績を下回った。

 エコカー補助金が9月21日に終了し、翌日以降、需要を先取りした反動で販売が減少。普通乗用車などの登録車は8・1%減の28万8478台と1年1カ月ぶりにマイナスに転じた。自販連は「落ち込みがいつまで続くか、円高もあって見通しは難しい」と懸念している。

 軽自動車は6・6%増の15万8208台とプラスを維持したが、伸び率は8月の22・1%より縮小。


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