10年度の医療費1・4兆円増加 高齢化と医療進歩で 

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 厚生労働省は27日、2010年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費の総額(国民医療費)が、前年度比1兆4135億円増(3・9%増)の37兆4202億円だったと発表した。国民1人当たりでは3・5%増の29万2200円となり、いずれも4年連続で過去最高を更新した。

 高齢化が進んだほか、医療技術の進歩を受けて治療費が膨らんでいることが主因。国民医療費の国民所得に対する割合は10・71%と、2年連続で10%を超えた。

 年齢別でみると、65歳以上の医療費が20兆7176億円で全体の55・4%を占めた。