H2B打ち上げ事業を民営化 三菱重工に 

 宇宙航空研究開発機構は26日、H2Bロケットの打ち上げ事業を民営化し、三菱重工業に移管したと発表した。2013年度に予定されている次回の打ち上げから三菱重工が担う。

 今年7月に3回目の打ち上げに成功し、技術を確立したと判断できることから、移管した。宇宙機構は今後、13年度からの運用を目指す新型ロケット「イプシロン」などの開発に力を入れる。

 H2Bは、H2Aロケットの打ち上げ能力を高めたもので、国際宇宙ステーションへ無人補給機を送るために開発された。


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