NHK受信料支払率、都市部低め 高いのは秋田、島根県 

 NHKは25日、2011年度末の受信料の世帯支払率を47都道府県別に推計した結果を公表した。都道府県別の公表は初めて。都市部を中心に支払率が低い傾向があり、最大で50%以上の地域差があることが分かった。

 最も支払率が高いのは秋田県で94・6%。次いで島根県が90・9%、新潟県が90・1%だった。一方、最も低かった沖縄県は42・0%で、大阪府の57・2%、東京都の60・8%と続いた。全国平均は72・5%で、9都道府県が下回った。

 NHKは、都市部が低い理由を「世帯数と、世帯の移動が多いため、契約対象の把握が困難。単身世帯は面接しにくい」と説明している。


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