日本取引所設立へ臨時総会 東証・大証、11月に 

 東京証券取引所の斉藤惇社長は25日の記者会見で、大阪証券取引所との経営統合について双方の株主の承諾を得るため、11月20日にそれぞれ臨時の株主総会を開くことを明らかにした。

 東証は8月29日に株式公開買い付け(TOB)で大証を子会社化した。11月の総会では、大証が東証を吸収合併して持ち株会社「日本取引所グループ」を設立することに株主の理解を得る。

 統合後は、現在、大証の新興市場ジャスダックに上場している大証株が「日本取引所グループ」株式となる。両取引所は日本取引所株を東証と大証双方の市場1部に上場させる方針。


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