東証、小幅反発9095円 値ごろ感から買われる 

 25日午前の東京株式市場は、前日値下がりしていたことによる値ごろ感から買い注文がやや優勢となり、日経平均株価(225種)は小幅反発し、一時9100円台を回復した。

 午前終値は、前日終値比25円99銭高の9095円28銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は1・56ポイント高の755・24。

 朝方は、前日の米株安に加え、欧州経済の先行き不安から円相場が上昇したことが嫌気され、電機や自動車といった輸出関連株を中心に値下がりした。

 ただ、売りが一巡すると安値の銘柄を買い戻す動きが優勢となり、上昇に転じた。円相場の上昇に一服感が出たことも相場を支えた。


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