食事の被ばく「問題なし」 福島県が調査 

 福島県は24日、県民78人が1日分の食事で摂取した放射性セシウムの量を基に、1年間の内部被ばく量を計算したところ、最大で0・014ミリシーベルトだったと発表した。

 県によると、食品に含まれる自然の放射性物質による被ばく量の70分の1程度。「国が食品の基準値設定の際に示した『上限年1ミリシーベルト』より十分低く、通常の食生活に問題がないことが確認された」としている。

 1日当たりのセシウム摂取量は最大の人で2・6ベクレル。文部科学省による調査では、東京電力福島第1原発事故前の10年間の全国最大値は0・56ベクレルという。


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