2012年9月24日 13:16 | 無料公開
東京電力福島第1原発3号機で使用済み核燃料プールに鉄骨が落下した原因について、東電は24日、別の鉄骨の切断中に振動が伝わり滑り落ちたとする調査結果を発表。 プールには燃料集合体が566体保管されているが、プールの水の放射性物質や周辺の放射線量を調べたところ変化はなく、燃料が破損している可能性は低いと説明している。 東電によると、燃料プールには、原子炉建屋の鉄骨などがれきが覆いかぶさっており、22日に撤去するため鉄骨を切断していた際、別の場所の長さ約7メートル、重さ約470キロの鉄骨がプール内に落ちた。クレーンでつり上げようとしたが、つかみ損ねたという。