福島県のJ2公式戦に5千人声援 震災後、県内初開催 

サッカー教室で小学生とボールを追う横浜FCの三浦知良選手=23日、福島市のあづま総合運動公園

 東日本大震災の復興支援試合として、福島県内で震災後初開催となるサッカーのJリーグ公式戦、J2の横浜FC―徳島が23日、福島市のあづま総合運動公園で行われ、あいにくの雨の中で5173人の観衆が熱心に声援を送った。試合は横浜FCが1―0で勝った。

 午前中には元日本代表FW三浦知良選手(45)ら、横浜FCのメンバーが地元の小学生約120人を対象にサッカー教室を開いた。左肩付近の張りのため戦列を離れている三浦選手はあいさつだけの予定だったが「子どもたちを見たら熱くなった」と、ミニゲームなどにも参加した。


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