中国監視船、再び取り締まりか 尖閣、台湾抗議船離れる 

 沖縄県・尖閣諸島周辺で21日午後にかけて、接続水域に中国の監視船が出入りしたほか、日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国漁船への取り締まりとみられる活動を実施した。一方、接続水域に入った台湾の抗議船は現場海域を離れた。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、午後7時現在、接続水域内を航行しているのは、中国の漁業監視船4隻。同諸島の久場島北約82キロのEEZ内では午前、漁業監視船が漁船に接舷し、ゴムボートを下ろした。

 一方、21日午前、同諸島周辺の接続水域に入った台湾船は、魚釣島方向に航行した後、同水域から出て現場海域を離れた。


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