大阪府警元巡査長を不起訴 準強姦罪認定せず 

 海水浴場で少女に酒を飲ませ乱暴したとして逮捕された大阪府警布施署地域課の永田昌也元巡査長(27)=懲戒免職=について、大阪地検は21日、準強姦容疑を不起訴処分とした。公然わいせつ容疑については捜査を継続する。

 地検は不起訴の理由を明らかにしていないが、準強姦罪の構成要件である「心神喪失や抵抗できないことに乗じた」ことを認定できなかったとみられる。

 永田元巡査長は7月31日、大阪府貝塚市の海水浴場に同僚4人と訪れ、専門学校に通う10代の女性に声を掛け、酒を飲ませて泥酔させ、浜辺に置いたゴムボートの上で乱暴したとして準強姦容疑で逮捕された。


  • LINEで送る