2012年9月21日 16:38 | 無料公開
気象庁は21日、台風16号に伴う高潮で、九州や沖縄などの計12地点で過去最高の潮位を観測したと発表した。海水温が高いため膨張効果が加わり、1年で最も潮位が高くなる時期だったことも影響した。 12地点のうち、最も高かったのは佐賀県太良町・大浦で346センチ。これまでは1985年8月の台風13号による322センチが最高だった。 最高潮位を観測したのは台風が接近した16~17日が中心だったが、鳥取県岩美町・田後では台風が朝鮮半島を通過し温帯低気圧に変わった後の18日午後3時50分ごろに101センチを記録した。