スリーマイル原発が停止 ポンプの不具合で 

 【ワシントン共同】米ペンシルベニア州のスリーマイルアイランド原発で20日、冷却ポンプのトラブルが起きて原子炉が自動停止した。米原子力規制委員会(NRC)や同原発の関係者は、検出可能なレベルの放射能漏れはなく、住民の健康や安全上の危険はないとしている。AP通信が伝えた。

 同原発では1979年に2号機がメルトダウン(炉心溶融)事故を起こしたが、1号機は現在も運転を続けている。

 ポンプのトラブルに伴ってコンピューター制御された安全装置が原子炉を自動的に停止したらしい。

 同原発では先月下旬にも自動停止があったという。


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