相撲協会雷理事、不倫報道で退職 週刊誌が不正も報じる 

日本相撲協会の雷理事

 日本相撲協会は20日、生活指導部長などを務めていた元幕内春日富士の雷理事(46)=本名岩永祥紀、宮城県出身、春日山部屋=が一身上の都合により、同日付で退職したと発表した。雷理事が退職願を北の湖理事長(元横綱)に提出し、受理された。現職理事が角界を去るのは極めて異例。

 雷理事については、相撲協会女性職員との不倫関係や経理の不正があると19日発売の週刊新潮が報じ、同協会が調査に乗り出そうとしていた。協会関係者によると、自宅待機を命じられていた雷理事は16日に理事の辞任願を出したが、受理されなかった。

 協会広報部によると、雷理事に退職金は支給される見通し。


  • LINEで送る