アフガンで国際部隊4人死亡 警官がまた襲撃 

 【イスラマバード共同】アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)は16日、同国南部で同日、警察官に襲われ、隊員4人が死亡したと発表した。詳しい場所や状況、死亡した隊員の国籍は明らかにしていない。

 アフガンでは今年、国軍兵や警察官が駐留外国部隊を襲撃する事件が急増し、外国部隊の51人が死亡した。反政府武装勢力タリバンが紛れ込んでいるとの指摘も出ている。

 事件の多発を受け、駐留米軍は8月下旬から、アフガン人千人を地方警察官に養成する訓練を中断。地方警察官約1万6千人の身元の再調査を進めているが、内部関係者の犯行に歯止めがかかっていない。


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