日本、原発ゼロ戦略説明へ 17日からIAEA総会 

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の年次総会が17日からウィーンで開かれる。5日間の日程で、日本の代表団は2030年代に原発稼働ゼロを目指す政府の新エネルギー戦略や、19日に発足する原子力規制委員会などについて説明する方針。東京電力福島第1原発事故後の日本の取り組みを国際社会にアピールしたい考えだ。

 総会では、昨年9月に決まった原発の世界的な安全指針「行動計画」の実施1年後の状況や、軽水炉建設などが着実に進む北朝鮮の核問題も協議される。

 政府の新エネルギー戦略をめぐっては、原子力分野で日本と関係が深い英国やフランスが今後の事業の行方を注視。


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