自民5候補、早期解散を要求 一体改革合意は維持 

自民党総裁選に出馬し、共同記者会見を前に手を取り合う(左から)林芳正政調会長代理、石原幹事長、町村元外相、石破前政調会長、安倍元首相=14日午後、東京・永田町の党本部

 自民党総裁選に出馬した5候補は14日、党本部で共同記者会見し、全員が野田佳彦首相に早期の衆院解散を要求する考えを示した。社会保障と税の一体改革をめぐる民主、公明両党との3党合意を維持する方針でも一致。一体改革以外は政策ごとに民主党との連携を検討する考えも共通した。橋下徹大阪市長が代表を務める「日本維新の会」への対応は5氏とも衆院選の結果を受けて考えるとした。

 安倍晋三元首相(57)、石破茂前政調会長(55)、町村信孝元外相(67)、石原伸晃幹事長(55)、林芳正政調会長代理(51)が出席した。


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