2012年9月14日 12:56 | 無料公開
小宮山洋子少子化担当相は14日の記者会見で、子育て施策を一元的に扱う「子ども家庭省」(仮称)を含めた新組織の設置を検討する会議を発足させると発表した。19日に初会合を開く。 会議は座長の長浜博行官房副長官、内閣府、文部科学省、厚生労働省の政務官らで構成し、2年後をめどに結論を出す。外国の組織を調べて日本の実情に合った仕組みを導入したい考えだ。 子ども家庭省は、民主党が2009年マニフェスト(政権公約)で創設を掲げたが、省庁再編が前提となるため議論が先送りされていた。今回の会議設置には、衆院解散・総選挙を前に公約堅持の姿勢を強調する狙いがあるとみられる。