教育長「対応不適切だった」 川越市いじめ事件 

 埼玉県川越市立中学の当時2年の男子生徒(15)が同級生から度重なる暴行を受け意識不明の重体になっている事件で、市教育委員会の新井孝次教育長は13日、市役所で記者会見し「重大ないじめと認識して対応していれば違う結果になったかもしれない。対応は適切だったと言えない」と陳謝した。

 県警によると、事件に関わった少年3人=傷害罪で少年院に収容=のうちの1人と、別の同級生1人が事件前日に生徒に火の付いたたばこを近づけ服に穴を開けたとして、暴力行為法違反の疑いで書類送検されていたことも新たに分かった。少年院に収容されたのは計4人。


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