部下に拳銃突き付けた疑い、千葉 警部補を書類送検 

 勤務中に部下に拳銃を突き付けたとして、千葉県警は13日までに銃刀法違反容疑で、成田国際空港警備隊の男性警部補(34)を書類送検した。同日付で停職6カ月の懲戒処分とし、警部補は依願退職した。

 県警によると、警部補は空警隊の小隊長だった2010年4月から今年1月、空港内の事務室などで計13回、部下の20~30代の男性巡査3人に「おい、不審者」などと冗談を言いながら、拳銃を突き付けた。警察官の職務上の拳銃使用には当たらず、実弾が入っていたこともあった。

 警部補は「部下を叱ることが多く、関係修復の会話のきっかけが欲しかった」と供述している。


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