松下正治氏社葬に1800人参列 野田首相も 

松下電器産業の2代目社長を務めた松下正治氏の社葬。中央下はパナソニックの大坪文雄会長=13日午後、大阪市内のホテル(モニター画像の複写)

 松下電器産業(現パナソニック)の創業者、故松下幸之助氏の娘婿で、松下電器の2代目社長を務めた松下正治氏の社葬が13日、大阪市のホテルで営まれた。政財界関係者ら約1800人が参列、松下政経塾出身の野田佳彦首相も献花した。

 パナソニックの大坪文雄会長は弔辞で、正治氏がグローバル化に強い思いを持っていたと強調し「パナソニックグループは世界中で事業を展開しているが、その土台をつくっていただいたことに深く感謝申し上げたい」と述べた。

 津賀一宏社長は「社員一同(正治氏の)教えを守り、事業を通じて生活の改善と向上を図り、社会の発展に貢献するよう努める」とあいさつした。


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