児童ポルノ所持の男性に廃棄指導 京都府、条例受け 

 全国で初めて児童ポルノの廃棄命令を盛り込んだ規制条例を持つ京都府が、18歳未満の児童ポルノのDVDを所持していた府内の男性に対し、廃棄するよう指導していたことが13日、府への取材で分かった。

 条例に基づく廃棄命令ではないが、男性は指導に従った。

 府によると、児童買春・ポルノ禁止法違反事件の捜査をしていた京都府警から男性が児童ポルノを所持しているとの情報提供を受け、7日に京都市内の警察署に職員2人を派遣。警察官がいない署内の相談室で男性に条例の趣旨を説明し、DVD38枚を廃棄するよう指導した。


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