西宮中国大使が意識不明 自宅近くで倒れる 

西宮伸一駐中国大使

 13日午前8時45分ごろ、東京都渋谷区松濤の路上で、西宮伸一駐中国大使(60)が倒れているのを通行人の女性が見つけ、110番した。西宮氏は意識不明で都内の病院に搬送された。

 警視庁渋谷署などによると、事件性はなく、出勤途中に病気で倒れたとみられる。現場は自宅近くという。

 西宮氏は11日付で駐中国大使に就任し国内で準備を進めていた。民間出身の丹羽宇一郎氏の後任として、沖縄県・尖閣諸島の国有化をめぐり対立が先鋭化する日中関係の立て直しに向けて手腕に期待がかかっていた。


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