黄金の毛を持つ新種ザル コンゴで発見 

コンゴで発見された新種のオナガザルの雌(コンゴの研究チーム提供)

 【ワシントン共同】黄金の毛を持つ新種のオナガザルが、中部アフリカのコンゴ(旧ザイール)の森林に生息しているのをコンゴと米国のチームが発見し、12日付の米科学誌プロスワンに発表した。

 アフリカでサルの新種が発見されるのは最近では珍しい。周辺は密猟によって野生動物の生息が脅かされており、研究者は「この美しいサルを保護活動のシンボルにしよう」と呼び掛けている。

 首の周りに生えている金色と灰色が混じった毛が特徴。木の上と地上を行き来して暮らしており草食性とみられる。


  • LINEで送る