天皇謝罪要求、真意でない 韓国大統領、専門家に 

韓国の李明博大統領

 【ソウル共同】韓国の李明博大統領が、日韓関係の専門家らを招いた非公式の朝食会で、天皇陛下の訪韓に絡む自身の発言について、謝罪を求めるのが真意ではなく「日本で尊敬されている天皇が訪韓して言葉を述べれば、歴史問題が容易に解決するという意味だった」と話していたことが分かった。出席者が9日明らかにした。

 大統領は5日朝、韓国人専門家らを大統領府に招き、約2時間にわたり日韓関係について意見交換。「(天皇陛下が)訪問したければ独立運動で亡くなった方たちに、心から謝罪してほしい」との自らの発言について「ねじ曲げられて日本に伝わっているようで残念だ」と話した。


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