大津の自殺、生徒ら3百人聴取 今月中にも立件を判断 

 大津市の中2男子自殺で、滋賀県警は、男子生徒と同学年の生徒ら約300人への事情聴取を終えたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。いじめを目撃したとする生徒の証言などを基に実況見分も実施。1日に行った加害者とされる生徒への事情聴取の結果も踏まえ、立件が可能かどうか判断する。

 捜査関係者によると、県警は既に遺族からも複数回にわたって話を聞いた。今後はそれぞれの証言の内容を精査した上で、加害者とされる生徒の再聴取も検討。早ければ9月中に立件の可否を判断する。

 県警は学校が夏休み後から生徒らの事情聴取を開始。男子生徒が受けていた暴行などについて確認を進めた。


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