札幌市内の駅周辺にクマ出没 警察が警戒呼び掛け 

 8月31日夜から1日夜にかけて、札幌市南区の市営地下鉄真駒内駅周辺や住宅街にクマが出没した。被害の情報は寄せられていないが、警察が警戒を呼び掛けている。

 南署や札幌市によると、31日午後7時10分ごろ、南区の藻岩山の麓で最初の目撃情報があり、1日未明には約2・2キロ離れた真駒内駅近くで、パトロールしていた警察官が山へ入っていくクマを確認した。南署は同じクマが移動した可能性があるとみている。

 南署には2日間で9件の目撃情報が寄せられ、いずれも体長約1~1・5メートルで、若いヒグマとみられる。札幌市によると、真駒内駅は1日平均約2万8千人が利用している。


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