2012年9月1日 11:38 | 無料公開
稽古総見で稽古する大関日馬富士(奥)=1日午前、東京・両国の相撲教習所
大相撲の横綱審議委員会(横審)による稽古総見が1日、東京・両国国技館内の相撲教習所で行われ、9日初日の秋場所で横綱昇進を懸ける大関日馬富士は横綱白鵬や大関陣と15番取って、鋭い出足からの速攻が光るなど9勝6敗と、まずまずの調整ぶりだった。
日馬富士は白鵬と1勝2敗。横綱に土をつけた際は会場がどよめいた。貴乃花を抜いて単独史上5位の23度目の優勝を目指す白鵬は10勝1敗だったものの、張り差しの多用が目立ち、やや低調だった。
東京開催の場所前にある横審の稽古総見は、今回は関係者のみを集めて実施された。