巡査長、追突事故後立ち去る 不申告容疑で書類送検へ 

 兵庫県警佐用署地域課の男性巡査長(27)が7月に同県太子町山田で追突事故を起こし、現場から立ち去っていたことが1日、県警への取材で分かった。県警は、自動車運転過失傷害と道交法違反(事故不申告)の疑いで書類送検する方針。

 県警によると、巡査長は乗用車で姫路市の実家に帰省する途中、交差点で一時停止したワンボックスカーに追突。運転していた女性(31)が首に軽傷を負った。巡査長は女性に「大丈夫ですか」とだけ声を掛け立ち去った。

 女性は直後に110番し、事故を勤務先に連絡。偶然近くにいた上司が巡査長を追跡して現場に連れ戻した。


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