2012年8月31日 19:44 | 無料公開
東京都の石原慎太郎知事は31日の記者会見で、野田佳彦首相と極秘に会った際、沖縄県・尖閣諸島に漁船の待避施設などを建設する条件で国有化を認める、との考えを伝えたと明らかにした。 藤村修官房長官は31日午後の記者会見で知事の発言について「政府として何か認識しているわけではなく、トップ同士の話としか分からない。公式な提示を受けているわけではない」と述べた。 知事によると、会談は8月19日に官邸であった。「国は国で買いたいと言ってるんだから一緒にやろうじゃないか。(都に寄付された)お金も購入費として全部渡す。その代わりこれだけはやってくれという条件を提示した」という。