小沢氏、韓国報道を否定 「竹島領有権放棄」発言 

 新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は30日、2009年に韓国の李明博大統領とソウルで会談した際に「自分が首相になれば島根県・竹島の領有権を放棄する」と発言したとする韓国テレビ報道を否定した。「記者会見等で沖縄県・尖閣諸島と竹島は日本固有の領土だと何度も申し上げている」と強調した。

 自身が会長を務める勉強会で述べた。訪問当時は民主党幹事長だった。

 同時に、領有権をめぐる問題について「感情的にいがみ合ってけんかになる前に、歴史的考証を冷静に行い、合意と理解を得るようお互いが努めるべきだ」と指摘した。


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