「南海トラフ」被害想定の骨子 

 一、最新の科学的知見に基づき「南海トラフ」沿いに発生する最大クラスの地震、津波を推計。発生確率は極めて低い

 一、冬の深夜に最大級の地震が起き、駿河湾から紀伊半島沖を中心に大津波が起きるケースでは、30都府県の死者が最大32万3千人に上る

 一、津波の死者が約7割を占める。発生後20分以内に全員が避難を始めれば津波の死者は半減

 一、水深1センチ以上の浸水域は、最大1015平方キロで東日本大震災の1・8倍。このうち津波に巻き込まれた場合にほぼ全員が死亡する水深1メートル以上は602平方キロ

 一、冬の午後6時に発生し、四国沖から九州沖を中心に大津波となる場合、全壊・焼失する建物は最多の238万6千棟


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