広島の石井が引退表明 プロ24年目、2430安打 

広島の石井琢朗内野手

 プロ野球広島の石井琢朗内野手(42)が27日、広島市のマツダスタジアムで記者会見し、プロ24年目の今季限りでの現役引退を表明した。

 石井内野手は栃木・足利工高から1989年、ドラフト外で大洋(のちの横浜、現DeNA)に投手として入団し、91年オフに野手に転向した。98年にチームの38年ぶりの日本一に貢献。2006年には投手で勝利した選手としては元巨人監督の川上哲治氏以来2人目の2千安打を達成。09年から広島に移籍し、今季は野手コーチ兼任。通算成績は2410試合で歴代11位の2430安打、102本塁打、670打点、358盗塁、打率2割8分2厘。


  • LINEで送る