調査トンネル「影響ない」 志賀原発直下の断層 

 北陸電力志賀原発(石川県)の1号機原子炉建屋直下にトンネルを掘って断層を調査する計画について、経済産業省原子力安全・保安院は22日、専門家会議を開き、トンネルを掘っても原子炉に影響がないとする北陸電の説明を了承した。

 計画によると、調査は2段階で実施。第1段階では、建屋脇に深さ約40メートルの穴を垂直に掘った上で、建屋の真下に延びるS―1断層に沿って、建屋の手前まで長さ約25メートルの横穴を掘り、断層を直接確認する。


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