原発45キロ圏外に飛散なし プルトニウム、文科省調査 

 文部科学省は21日、東京電力福島第1原発の半径100キロ圏内を調査した結果、新たに10地点でプルトニウム238が測定され、最も遠いのは原発から北西に約33キロ離れた福島県飯舘村だったと発表した。

 昨年の調査では、原発から45キロ離れた同村内でも検出されたが、今回は半径45キロ圏外にはプルトニウムが飛散していないことが確認されたとしている。

 文科省は昨年、原発の80キロ圏内の100地点で調査し、うち6地点で事故由来のプルトニウム238を検出した。今回は範囲を拡大して新たに62地点の土壌を調査した。

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