シリアで邦人記者が死亡の情報 北部アレッポ、負傷し病院搬送か 

 【カイロ共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラは20日、シリア北部アレッポの近郊で、日本人ジャーナリストが死亡したとの情報があると伝えた。英国に拠点を置く「シリア人権監視団」のアブドルラフマン代表は共同通信に対し、日本人の女性ジャーナリストが重傷を負って病院に搬送されたと語った。

 女性の氏名などは不明。フランス公共ラジオは、女性の容体について情報が錯綜していると報じた。

 反体制武装組織「自由シリア軍」は7月下旬からアレッポに本格攻勢をかけ、一部を掌握。政府軍は連日、砲撃や空爆などにより反体制派の拠点を攻撃している。


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