ホンダが二輪の開発、生産を集約 熊本製作所に 

 ホンダは17日、本田技術研究所二輪R&Dセンター(埼玉県朝霞市)の技術者ら約270人を二輪車の生産拠点である熊本製作所(熊本県大津町)に10月1日付で異動させる方針を明らかにした。二輪車の開発から部品購買、生産機能までを熊本に集約することで、開発スピードを上げる。

 異動するのは、二輪の開発技術者約230人と購買担当者約40人。これまでは生産拠点と離れた埼玉県のセンターが開発や購買機能の中心となっていた。今後は開発段階から、開発、購買、生産部門が連携を深め、商品力やコスト競争力の向上につなげる。

 熊本製作所はホンダにとって国内唯一の二輪車生産工場。


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