バス専用道の一部完成 被災のJR気仙沼線 

バス高速輸送システム(BRT)の専用道を通るバス=17日午前、宮城県気仙沼市

 東日本大震災の津波で被災したJR気仙沼線の不通区間で、バス高速輸送システム(BRT)の専用道の一部が完成し、JR東日本が17日、報道陣に公開した。

 宮城県内を走る気仙沼線は気仙沼―柳津間の約55キロで不通となっており、今回完成したのは、うち陸前階上―最知間の約2キロ。沿線にある高校の2学期開始に合わせ、20日から専用道を使用する代行バスの運行を始める。

 陸前階上―最知間の工事は5月に開始。被災した線路や枕木を撤去して舗装し、幅約4メートルの専用道に生まれ変わった。


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