2012年8月6日 18:23 | 無料公開
立命館大は6日、日常生活を送る上で最小限必要な筋力に対し、どの程度余力があるかを計測する「筋力余裕度計」を開発したと発表した。世界初の開発としている。 高齢者などが日常的に筋力の数値を知ることで、寝たきり状態になるのを防ぐのが主な狙い。 開発した立命館大スポーツ健康科学部の吉岡伸輔助教によると、通常の日常生活では立ち上がることが最も負荷のある動作。しゃがんだ状態から立ち上がるまでの体の動きを太ももと腰の2カ所に着けたセンサー付きの機器で検知し「筋力余裕度」として算出する。 立命館大は共同研究先を探し、2年後までの製品化を目指す。