82%の学校が敷地内全面禁煙 05年度調査から倍近くに 

 文部科学省が6日発表した受動喫煙の防止対策調査で、幼稚園から高校までの学校の82・6%が、敷地内を全面禁煙にしていることが分かった。2005年度に行った前回調査の45・4%から、倍近くに増えた。

 何らかの受動喫煙防止策を講じているのは97・7%で、前回調査から2・4ポイント増加。このうち建物内の禁煙は全体の11・2%で12・4ポイント、建物内に喫煙所を設ける分煙が3・9%で22・4ポイント、それぞれ減った。代わって、敷地内全面禁煙が増える結果となった。

 調査は4万9892の国公私立の小中高校や幼稚園などを対象に、4月1日時点でまとめた。


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